無痛治療(ペインレス トリートメント)

私も子どものころ、「歯科医院=痛くてこわい」というイメージをずっと持っていました。(父親が歯医者さんでもですよ!)そのイメージは、今のお子さんも大人の方も変わらないと思います。一度痛い思いをしたところには二度と行きたくないですし、「行かなくちゃと思っても、こわいから行けない」という方も多いのではないでしょうか。

今ではずいぶん技術が進歩して、できるだけ痛くない治療ができるようになってきました。
無痛治療と総称していますが、歯にも神経がありますので、まったく痛くないと言う訳ではありません・・・ということをお断りしておきます。しかし、無痛治療をするのとしないのとでは、まったく違うと思います。「歯科治療は痛い」というストレスが、かなり軽減するのではないでしょうか。

ディズニーランドのカントリーベアの向かい側に歯医者さんがあるのをご存知ですか?
「painless dentist」と看板に書いてあります。

直訳すると「痛みが少ない歯医者さん」ですよね!うちでもこれを目指しております(笑)!

ディズニーランドの歯医者さんなら絶対に痛くなさそうですよね!

多くの患者さんは、麻酔が痛いとか、麻酔が嫌いだとおっしゃられます。
当院では特に、痛くない麻酔を目指しています。

1.表面麻酔を使います
まず、麻酔をする粘膜表面に表面麻酔を塗りますので、麻酔の針をさすときの痛みの感覚が最小限に抑えられます
もちろん痛くないように注射するテクニックも大事です

2.麻酔液を人肌に温めます
麻酔液が注射するときに、体温より温かすぎたり冷たすぎたりすると、麻酔液が入ってきたことを体が敏感に感じて、それが痛みにつながってしまいます。当院では、体温に近い人肌くらいの温度に麻酔液を温めてから注射しています。(もちろん、温めても麻酔液の品質に変化はありません。)

3.細い注射針を使います
太い針よりも、細い針のほうが痛みを感じにくいというのはイメージしていただけると思います。当院では、麻酔が痛くないように非常に細い注射針を使用しています。予防注射などで使う針と比べるとかなり細く、テルモの31Gという規格の針を使用しております。もちろん痛くないように打つ術者のテクニックが必要なことは言うまでもありませんが・・・。

4.ゆっくり麻酔液を入れます
急いで麻酔液を注射してしまうと、痛みを感じたり、体調が悪くなってしまう場合もあります。当院では、コンピュータによる自動制御で、痛みを感じにくいスピードで注射できる「オーラスター」という最新の麻酔器を使用しますので、感じる痛みがかなり少ないと思います。特に下の奥歯に適しています。

5.麻酔が効くまでしっかり待ちます
麻酔を行なってからすぐに治療を始めてしまいますと、麻酔がきちんと効いていなくて痛みを感じてしまうことがあります。一度痛いと感じてしまうと、痛みに敏感になってしまって、患者さんにとっても治療がつらくなってしまいますので、当院では、麻酔が効いたことを確認してから治療に入ります。

痛みの感じ方も、その表現の仕方も人によって様々です。
無痛治療にもいくつか方法がありますので、患者さんや治療内容ごとに、できるだけ痛くない治療を心がけています。また、患者さんとコミュニケーションをとり、できるだけリラックスして治療を受けていただけるように努力しています。

痛みが強い場合や炎症がはげしい場合は、麻酔が効きにくいなど、無痛治療の効果が薄くなってしまいます。歯が痛くなってから歯科医院に行くと、その痛みを取り除くための治療自体も苦痛になってしまいます。

反対に、歯が痛くなる前に予防をしていれば、歯科医院で痛い思いをすることはまずありません。歯が痛くなる前に歯科医院で定期検診を受けて、快適な生活を送っていただきたいと思っています。